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曲目紹介

2019年6月17日 (月)

イザベッラ・レオナルダ、元気なおばあさん♡

おはようございます☀

今朝もとってもいいお天気!
この季節、天気がいいなと思った途端、ついせっせとお洗濯しちゃいます。

7月21日のコンサート「新たな息吹~時をつくる音 」、プログラムの最後の曲は、イザベッラ・レオナルダのソナタ第12番。
この曲です👀
Leo

この曲が出版されたのは、17世紀終わり頃の1693年!
これが楽譜の表紙で・・・。
Leofr

ほら、ここに1693年って書いてありますね👀
1693

1620年生まれのレオナルダさん、この時73歳!
正直、73歳のおばあさんがつくったとは想像しにくい、かなり情熱的な雰囲気の曲✨✨✨

レオナルダさんってこんな人。
Leonarda
修道女の服装での、ポートレート。

修道院では、高い役職にあった人のようだし、音楽も教えていたらしいけれど、
定期的に作曲して出版するようになったのは、50歳過ぎてからの様子。
そして70歳過ぎてこんなにおもしろい曲をつくっちゃって、すごいなぁ。

73歳の修道女ってもっと物静かなのかと思っていましたよ・・・。
偏りのある勝手なイメージだと思うけれど。

ココでもお話ししたことあるけれど、かの有名なテレマンも70代になっても80代になっても現役で作曲等していたし、
昔の作曲家について調べる度に、勉強になる以上に、人間としてとても励まされます。

私も、70過ぎても80過ぎても元気いっぱいにリコーダー吹きまくっているおばあさんになれるといいな😊

来年は生誕400年を迎えるレオナルダさん。
なんかのカタチで、お祝いしようかな🎂

ではでは、今日もよい一日をね♡

************************

2019年7月21日(日)

I cambiamenti della musica barocca italiana vol.33,34

新たな息吹~時をつくる音

2019072120200222_4 


■出演
太田光子(リコーダー)、平井み帆(チェンバロ)

■開演時間:1430分(開場14時)

■会場:東京オペラシティ3F 近江楽堂(京王新線[初台駅]下車、オペラシティ方面出口3分)

■チケット料金:前売り 3500円 当日 4000円 学生 2000
 2回通し券6500円(2回通し券はミューズコンサート企画のみのお取り扱い)
 全席自由、120席限定

■お問い合わせ:近江楽堂(松木アートオフィス) tel 03-5353-6937

■チケット取り扱い
東京オペラシティチケットセンター tel 03-5353-9999
東京古典楽器センター tel 03-3952-5515
チケットぴあ tel. 0570-02-9999

2019/07/21()
Pコード:
148465
Ticketpialogopi 


■主催:ミューズコンサート企画 tel&fax0422-44-5306 e-mail: muse_cp@mbr.nifty.com

■演奏予定曲目

◇7月 17世紀

D.カステッロ ソナタ第1番
G.バッサーノ リチェルカータ
G.バッサーノ/O.di ラッソ 「スザンヌはある日」によるディミニューション
G.P.チーマ 《教会コンチェルト集》より、ソナタ
A.パドヴァーノ 第6旋法のトッカータ 
G.A.パンドルフィ・メアッリ ソナタ第1番「ラ・ベルナベア」
A.ストラデッラ シンフォニア第3番
G.B.ヴィヴィアーニ シンフォニア第2番、アリア第1番
I.レオナルダ ソナタ第12番


「新たな息吹 ~時をつくる音~」

音楽は常に変化してゆきます。
作曲家達による様々な試みは新しい音楽の芽を生み、その芽は次世代へと受け継がれ、新たな音楽の流れを作り出します。
バロック時代、ヨーロッパ音楽を牽引し続けたイタリアの作曲家達の作品の中にも、次の時代へと繋がる数々の萌芽を見ることができます。 
「新たな息吹」と題した今シリーズは、イタリアバロックの新しい時代を切り開いた、新世代の音楽を予感させるレパートリーを集めてお送りします。
当時の音楽が求めた「新しさ」を目の当たりにしていただけることでしょう!
時代と時代の架け橋となる音楽を、お楽しみいただけましたら幸いです。

2019年2月 9日 (土)

今も昔も、3度上げ♪

おはようございます

今日は雪になるらしい、ということで、交通機関が大変で云々もあるけれど・・・。
私は雪大好きなので、楽しみ~

昨日は、来週日曜日のコンサート「コレッリを夢見て~誕生祭」のためのリハーサルでした。

20182019itabaro

コンサートでは、テーマであるコレッリの作品に加えて、コレッリのお弟子さんと言われる、
ピエトロ・カストゥルッチのソナタも演奏します

この曲!
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最初のアダージョで、ずーっとずーっと16分音符や32分音符が続いていくのが、とても印象的

細かい音が、まるで出口のない悩みごとをしているかのように、ぐるぐる、ウジウジとずーっと逡巡しています。
私がこんなにウジウジ、イジイジと煮え切らない風な曲を選ぶのも、めずらしいかも

もともとは、1718年にヴァイオリンの曲としてこうやって出版されたのだけれど・・・。
Casvv

その後、フルートソナタとして、カストゥルッチ&ジェミニアーニのソナタ、抱き合わせで出版されました
Gc

だから、最初のヴァイオリン版はこうやってロ短調だけれど。
Cass

フルート版の方は、当時も今もよく行われる3度上げ、ニ短調に
Acs

どうぞお楽しみに!

ではでは、楽しい週末をお過ごしくださいね

**********************

2019年2月17日(日)

I cambiamenti della musica barocca italiana vol.32


コレッリを夢見て~誕生祭


■出演 太田光子(リコーダー)、平井み帆(チェンバロ)
■開演時間 : 14時30分(14時開場)

■会場名 : 東京オペラシティ3F 近江楽堂(京王新線初台駅下車、オペラシティ方面出口3分)

■前売り 3500円当日 4000円
全席自由、120席限定

■プレイガイド : お問い合わせ
近江楽堂(松木アートオフィス) tel 03-5353-6937

■チケット取り扱い
東京オペラシティチケットセンター tel 03-5353-9999
東京古典楽器センター tel 03-3952-5515
A. コレッリ フォリア
P.カストゥルッチ ソナタニ短調
G.F.ヘンデル ソナタヘ長調
D.スカルラッティ ソナタロ短調 K.87、他

■主催、お問い合わせ
ミューズコンサート企画 tel&fax0422-44-5306
e-mail: muse_cp@mbr.nifty.com

2015年2月 2日 (月)

若い娘♡

おはようございます。
今朝も晴天

昨日は私の頭の中で、ずーっとコレが流れていたよ。
Une_jeu
「若い娘」Une jeune fillette

私がこの曲を初めて聴いたのは、私が大学生になったばかりの頃だったかな?
バロック時代のフランスの作曲家マラン・マレ&サント・コロンブの映画「めぐり逢う朝」で、
サント・コロンブの娘が二人で歌っていたんだよね。
かわいかったなぁ

で、なんでこの曲が頭の中でずっと再生されていたかというと、この時にご紹介した4月5日のコンサート、
「弾けるイタリア・バロック~極彩色のヴィルトゥオーゾ~」で演奏するから
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「若い娘」のテーマの移調譜と、このメロディーを基につくられた、F.トゥリーニのソナタ“Tanto tempo hormai”
この美しい旋律が様々なヴァリエーションが展開されていて、すっごくステキな曲だよ

4月5日のコンサートでは、こんな風に「自然と口ずさみたくなる」メロディーと、その変奏がたくさん!
今からワクワク、ワクワク
きっととても楽しいコンサートになるよ。

今日は、初リハ日なんだ。
というわけで昨日は、もはや若いとは言えない娘(???)が「若い娘」を歌いながら、
今日のリハで配る楽譜を、それぞれの割り振りごとに整理
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ちゃんとページ、揃っているかな

ではでは、今日のリハーサルがんばってくるね。
今日も楽しい一日にしようね

*************************

2015年4月5日(日)

【上野学園 石橋メモリアルホール】
教員と学生のコラボレーションによるコンサート・シリーズⅣ

弾けるイタリア・バロック~極彩色のヴィルトゥオーゾ~

時には楽しげに、時には哀愁ただよう、多彩でキャッチーな旋律、
そのメロディーから花が咲くかのように広がりゆく、きらびやかな変奏。
喜びと悲しみ、華麗な技があふれる17世紀イタリア・バロックの豊かな色どり、
その光と影を存分に堪能できる、楽しいトーク付コンサート!

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■出演
太田光子(リコーダー)
浅井 愛(リコーダー)
大塚照道(リコーダー) 
坪田一子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
戸崎廣乃(チェンバロ)
中村文栄(オルガン、チェンバロ)

■開演15:00(14:30開場) 

■料金
全席自由
一般\3,000/学生\1,500

■チケット
IMH チケット・オンライン
◎東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
http://www.t-bunka.jp/

■演奏予定曲目
M.ウッチェッリーニ:アリア第13番「この美しい人魚が」、アリア第15番「君が壊したお針箱」
F.トゥリーニ:「すでに長い時が」
B.マリーニ:「逃れよ、悲しい心よ」、ロマネスカ、パッサカリア
M.カッツァーティ チャッコーナ
G.P. da パレストリーナ/F.ロニョーニ:「野山は春の装い」
G.B.フォンターナ:ソナタ第16番
ほか

■主催・問い合わせ
上野学園 石橋メモリアルホール
03-3843-3043[平日10~17時]
http://www.ishibashimemorial.com

■主催:上野学園 石橋メモリアルホール
■企画:上野学園大学音楽文化研究センター

2015年1月18日 (日)

ラ・カステッラ♡

おはようございます!
今朝も晴れ

来月22日のコンサートイタリアバロック音楽の変遷シリーズvol.24「イタリアの風が吹くとき~冬」では、
G.A.パンドルフィ・メアッリのソナタ第4番「ラ・カステッラ」を演奏するんだよ
Pan
パンドルフィは、CD「イタリアへの夢」で同じ作品3からソナタ第5番「ラ・クレメンテ」をレコーディングしているし、
ほかのパンドルフィの曲も大好き

この「ラ・カステッラ」の聴きどころは、なんと言っても曲の真ん中部分を占める、パッサカリア(変奏曲の一種)
Pass
音符がてんこ盛りになってハデハデに盛り上がった後に、タスト・ソロ(通奏低音が低音の旋律だけになること)で、
パタッと静かになって、うつくし~いパッサカリアが始まるんだよ
この曲の中のこのシーン、すっごく好き!

今回の「ラ・カステッラ」、曲は頭の中に入っているし、ずーっとやったことある気でいたのだけれど、
丸ごと演奏するのは、どうやら今回が初めてらしい、ということが判明。
と言うのも、パッサカリア部分以外の移調譜がないっ
いつだったかコンサートのアンコールで、パッサカリア部分のみ演奏したことがあるんだよね。
きっと練習したり聴いたりレッスンしたりしているうちに、全部やったような気になっていたのかもね

というわけで・・・。
この曲も移調譜を改めて作らなくてはならず、この時に引き続き当時のファクシミリとにらめっこしながら、
「自家製マニュスクリプト」増殖中
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それにしても、私は、楽譜を書く時にはカタツムリも描いちゃう体質になっているなぁ
自分の昔からの習慣って身に染み付いているね。

さて、今日はホントはコンサートの予定だったけれど、中止になったため、一日お休み。
1月18日(日)スペース“調”第14回コンサートは中止となりました。

ではでは、楽しい日曜日をね

************************

イタリアバロック音楽の変遷 vol.24
イタリアの風が吹くとき~冬
Soavi e furiosi venti italiani

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■出演 太田光子(リコーダー)、平井み帆(チェンバロ)

■場所
東京オペラシティ3F・近江楽堂(京王新線・初台駅下車3分)

■開演:14時30分(14:00開場)

■入場料
前売3500円 当日4000円 学生2000円

■チケット取り扱い
松木アートオフィス:03-5353-6937
東京オペラシティチケットセンター:03-5353-9999
東京古典楽器センター:03-3952-5515
東京文化会館チケットサービス:03-5685-0650
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こちらのイープラスサイト
から、直接お求めいただけます。

■演奏予定曲目
パンドルフィ:ソナタ第5番「ラ・カステッラ」
スヴェーリンク:我が青春は終わりぬ
デ・ローレ:「何度も分かれたい」の主題によるディミニューション 他

■ご予約・お問い合わせ:近江楽堂 tel 03-5353-6937

■主催 ミューズコンサート企画 tel&fax 0422-44-5306

2014年2月16日 (日)

「戦いのリチェルカーレ」実況中継♪

おはようございます。
わ~い!久々に晴れ
よいお天気の朝で、うれしいな。

昨日の夜、通りかかった公園の入り口は・・・。
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ありゃ
木と、たくさんの枝が落ちてふさがっているね。
雨が降ったから雪が重くなって、木が折れてしまったんだね。

いつもと反対側から見たチューリップの花壇の上にも
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わぁ、大きな枝がたくさん折れて、球根が埋まっている辺にたくさん落ちてる
大丈夫かなぁ・・・。

昨日は(も)、来週&来月のコンサートたちに備えて、さらっていたよ
来週の日曜日に演奏するA.ヴィルジリアーノの「戦いのリチェルカーレ」は、無伴奏ソロなのでリハがないからね、
録音して客観的に自分の演奏を聴いて確認したりしていたよ

この曲は、楽譜を見ると「なんだ、こりゃ」って思うかもしれないけど、
音の動きから情景を思い浮かべると、すっごく楽しくなる曲だよ
例えばね・・・。

冒頭はしっとり始まるけれど、途中のココから戦いのファンファーレが鳴り響くよ
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♩♫がパンパカって鳴って、それから♩が3つ、2回3度ずつ降りてね、、そしてまた♩♫でパンパカパンって上に昇って、
また♩が3つ、その前と同じように降りているでしょう?
いかにも、ラッパが「パンパカ・ランパンパン・ランパンパン・パンパカパン!・ランパンパン」♪
って鳴り響いている感じだよね!
(う~ん、歌えば一発ですむ説明、文章で言うとなんだか滑稽な感じ・・・かな?笑)。

ここもラッパのファンファーレ系だよ
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ココは、馬が走っているよ
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♩♫♩♫♩♫のリズムのパターンが、いかにも馬がパッパカパッパカって走っている感じでしょ

ココはね、私の脳内では「第1騎馬隊、行け!第2騎馬隊、行け!」って、第4騎馬隊まで出発するところ
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最初の白い音符のトコまでが第1、後は音がだんだん下がりながら同じリズムパターンで4回あるでしょう?
4個目の♫♫からの音の塊が、第4騎馬隊

これまで「戦いのファンファーレ」風の最後の部分にこんなのが。
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高い音まで、ラッパが昇っていくよ。
きっとここはね、戦いに勝った「勝利の合図」なんだ
コレをきっかけに、曲の雰囲気がまた変わるよ。

曲の最後はね、♩.♪♩のリズムパターンで、まるでダンスをしているかのように、楽しく「戦い終了」を飾るよ
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ね、おもしろい曲でしょ?
演奏していても、すごーく楽しいんだ
来週の日曜日、どうぞお楽しみにね!

さて、今日は「第2回 岡崎リコーダー祭り」2日目のためのリハーサル。
3月16日に出演するカルテット「まるかる」(仮)が集合だよ
みなさまにお楽しみいただけるコンサートとなるよう、今日のリハ一生懸命がんばるね。

ではでは、楽しい日曜日をね

*******************

イタリアバロック音楽の変遷 vol.22
I cambiamenti della musica barocca italiana

花ひらくメロディー ~はじける変奏曲~
Melodie fiorite ed esuberanti diminuzioni

早春の華やぎ
Sboccia la primavera

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■出演 太田光子(リコーダー)、平井み帆(チェンバロ)

■場所 : 東京オペラシティ3F 近江楽堂(京王新線初台駅下車、オペラシティ方面出口3分)

■開演時間 : 14時30分(開場14時)

■チケット : 前売り 3500円当日 4000円
全席自由、120席限定

■お問い合わせ
近江楽堂(松木アートオフィス) tel 03-5353-6937

■チケット取り扱い
東京オペラシティチケットセンター tel 03-5353-9999
東京古典楽器センター tel 03-3952-5515
東京文化会館チケットサービス tel 03-5685-0650
アヴァンティ AVANTI fax 03-5387-7797
http://www.avanti.gr.jp

■ 演奏予定曲目
ヴィヴィアーニ:シンフォニア第2番
ウッチェッリーニ:シンフォニア第1番「アマリッリ」
ヴィルジリアーノ:「戦いのテーマ」によるリチェルカーレ
パレストリーナ/ロニョーニ:丘や野は春の装い
フォンターナ:ソナタ第6番
マリーニ:ロマネスカ
リッチョ:リコーダーのためのカンツォン
フレスコバルディ:パッサカリアによる100のパルティータ
パンドルフィ:ソナタ第1番「ラ・ベルナベア」

■主催 ミューズコンサート企画 tel&fax 0422-44-5306
e-mail: muse_cp@mbr.nifty.com

2012年6月30日 (土)

ヨハネス+マッテオ

おはようございます
今朝はとってもよいお天気だね

昨日のレッスンが終わった後、夕方はね、学生くん×2と合わせをして遊んでいたよ
曲は1300年代後半から1400年代初期にかけて活躍した音楽家、
J.チコーニア作曲の"Lizadra donna"(Ligiadra donna)
詩人ドミツィオ・ボルカルドが書いた詩、「ステキな女の人、あなたは私を幸せな気分にしてくれる・・・」で始まる、
軽やかな感じのバッラータで、私とっても好きなんだ

パートは、カントゥス、コントラテノーレ、テノーレ、という3声部。
でね、この曲には、チコーニアのものだけでなく、マッテオ・ダ・ペルージャが書いたコントラテノーレもあるんだよ。
マッテオ・ダ・ペルージャも同時代に活躍した音楽家。
まだ完成していなかったミラノ大聖堂で、音楽家として働いていたりしたんだよ

最初にチコーニア・バージョンで、だいたいどんな曲なのかなっていうのが分かってから、
次はマッテオ・ダ・ペルージャ・バージョンで。
チコーニアのものよりもリズムがちょっと複雑だったり、カントゥスの音の並び方もちょっと違っていたり、
そのちょっとした違いを楽しんでいたよ。

こういう曲では、私は真ん中のパート、コントラテノーレを吹くのがすきなんだ。

テノーレがしっかり支えて、その上でカントゥスが歌う中、真ん中で好き勝手なことをやっている感じで、
一番遊び心を感じるパートだから


中世音楽がだいすきな学生くんは、先週から「絶対カントゥス吹かせてくださいね」!って言い続けていたからね、
一番やりたかったカントゥスを吹いて大喜び
一方テノーレを吹いていた学生くんは「後期ルネサンス以前の曲を吹いたのは初めて。もっとやりたくなっちゃった」とのこと。
中世音楽の世界へ、ようこそ

さて、今日はね、そこから200年後の同じ場所の音楽の世界に行くつもり。
7月8日のイタリアバロック音楽の変遷「ポー川のほとりで~アルプスから」の曲をさらったり、
こまごまとした準備をしたり。
さ、はじめようっと!

ではでは、楽しい週末をね

2012年6月12日 (火)

私はこんなに傷ついて・・・

おはようございます。
今朝はくもり空

7/8のコンサート、「イタリアバロック音楽の変遷/ポー川のほとりで~アルプスから」ではね、
パレストリーナの声楽曲「私はこんなに傷ついて Io son ferito ahi lasso」の、
G.B.ボヴィチェッリによる装飾(ディミニューション)の曲も演奏する予定なんだ

この曲は、とっても傷ついた自分が、心の痛みをぶつけることもできず、外側からは見えない苦しみを抱えて・・・っていう歌だよ。
以前ちょこっと、ブログのココでパレストリーナの曲集とボヴィチェッリの本をお見せしたね

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こちらは私の、ボヴィチェッリ著「マドリガーレとモテットの即興装飾法」

「このように装飾するんですよ」って、説明や装飾例が書かれていたり。
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これが、今度演奏する「私はこんなに傷ついて」のディミニューション
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一段目が、パレストリーナによるマドリガーレの一番上の声部、2段目がボヴィチェッリによるディミニューション。
ね、歌詞がIo son ferito ahi lasso...って書いてあるのが見えるでしょう?
最初のIoIはきれいな飾り文字になっているね

同じ歌の装飾の曲でも、CD「イタリアへの夢II」に入れているF.ロニョーニによるディミニューション「丘や野は春の装い」は、
「とっても技巧的な器楽曲」っていう意識のほうが強かったんだ。

でも、今回のボヴィチェッリによるディミニューションは、歌のために書かれた装飾ってこともあって、
音と言葉との関係がとても密接。今まで以上に歌の歌詞を大切にしたくなるよ。

今回、この曲の歌詞の言葉一つ一つをリコーダーでしゃべることができたら、って思っているんだ。
そのために、

言葉の発音とリコーダーでのアーティキュレーション、
言葉のリズムと音のリズム、
言葉の意味と音の動き&音色

等々、いろいろ工夫しているところ
この曲を練習している時は、リコーダー吹いているよりも、今のところ歌っていることのほうが多いくらい。

実はね、以前この曲を勉強した時には、私、この歌詞なんにもピンと来なかったんだよね。
曲そのものはきれいだなぁと思ってはいても、「傷ついて、だから何?ったくもう、ぐちゃぐちゃ思い悩んじゃって」って(笑)。
だけど、ここ数年でやっと、この歌詞の中身に関して、「う~ん、いいねぇ」って感じるものがあり、
この曲をボヴィチェッリのディミニューションで演奏したくてしょうがなくなっちゃった。
私もやっと、大人になったかね

言葉でしゃべる以上に雄弁に、リコーダーで表現できるようになりたいな。
前回のリハ中に平井さんに、「リコーダーだから言葉はないけど、ちゃんと伝わるかな」って訊いたら「伝わるよ!」って。
あと一ヶ月弱、がんばるね
どうぞ楽しみにしていてね。

さ、明日のリハーサルに向けてさらおっと

みんなも今日のお仕事がんばってね

**************************

イタリアバロック音楽の変遷 I cambiamenti della musica barocca italiana vol.19

2012年7月8日(日) 14時30分開演

「ポー川のほとりで~アルプスから」
Dalla sorgente alla foce del fiume Po - Dalle Alpi...

出演:太田光子(リコーダー)、平井み帆(チェンバロ)

アルプスを支流に持ち、アドリア海へ注ぐ、北イタリアを流れるポー川。
地域によって違う表情を見せるイタリアの美しい街並み、ポー川デルタ地帯、キラキラのアドリア海・・・。

7/8「アルプスから」では、アルプスからポー川へ流れる、支流の街(ノヴァーラ、ブレーシャ、マントヴァ等)の音楽を、
2013年2/24「アドリア海へ」では、ポー川からアドリア海へ注ぐ、ポー川支流及びポー川のある街(パルマ、モデナ等)、
そしてアドリア海に面したヴェネツィアの音楽をお楽しみいただきます。

ポー川流域の、それぞれ特徴のある風景を思い浮かべながら、音楽を味わうひととき。
どうぞお楽しみに!

■演奏予定曲目;
I. レオナルダ ソナタ第12番
G.B.フォンターナ ソナタ第2番
T.メールラ ソナタ第1番
G.フレスコバルディ トッカータ
B.マリーニ ロマネスカ
A.ストラデッラ ソナタ第2番
ほか

■場所:東京オペラシティ3F 近江楽堂

■チケット:前売り3500円、当日4000円
2回通し券 ¥6.000
(2回通し券はミューズコンサート企画のみのお取り扱い)

■チケットお取り扱い
東京オペラシティチケットセンター tel 03-5353-9999
東京古典楽器センター tel 03-3952-5515
東京文化会館チケットサービス tel 03-5685-0650
アヴァンティ AVANTI fax 03-5387-7797 http://www.avanti.gr.jp

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■お問い合わせ:松木アートオフィス tel 03-5353-6937
■主催:ミューズコンサート企画 tel 0422-44-5306

2012年6月 2日 (土)

色男♪

おはようございます

昨日はレッスンの後、図書館にこもって調べ物したり、夏や秋のコンサート曲の楽譜を借りたり

アレッサンドロ・ストラデッラっていう、1600年代後半に活躍した作曲家について見ていたんだけど・・・。
この人、すっごくドラマチックな人生送ったね~。

教会のお金をかすめ取ろうとして追放されたり、たっくさんの女の人と付き合ったり、その中には修道女もいたり、
自分の雇い主の愛人を取っちゃったり、そのせいで殺し屋から追われたり、また別の女の人と不穏な火遊びしちゃったり
で、結局ジェノヴァで殺されて人生が終わっているんだね。

なんか、「アンタもすきだねぇ~」って言いたくなる感じ。
いろいろな恋をするのはおもしろいけど、それにしてもパワフルだね
昨日図書館で「あらまぁ」って気分になってたよ。

最初に見た資料では、没した時の年齢が今の私と一緒で、なんか親しみわく~って思ったんだけど、
新しい情報では、生まれたのが1644年ではなく、1639年みたい。
ふ~ん。

さぞかしカッコいい人なんだろうなぁって思って肖像画見てみたけど、う~ん、悪くはないけど、好みって感じでもないかな。
まぁ、人は顔よりも、人柄とか、その人のしていること等々、そっちのほうが大事だもんね

なんだかね、クソまじめな人生を送った作曲家よりも、こういう、ある意味無茶苦茶な人生を送った人の作品って、
「どんな音楽だろう」?って、自然とものすごく興味がわいちゃう。
(※もちろん、まじめな人生を送るのは立派で大切なことだし、そういう音楽家ですばらしい作品を残してる人だってたくさんいるからね♪)

このストラデッラが書いた曲ね、7月8日のコンサートで演奏する予定なんだ
実は、ストラデッラの曲を演奏するのは、今回が初めて!
今、来週から始まるリハーサルに向けてさらっているところ。
どんな風に仕上がっていくかな。自分でもとっても楽しみ

ではでは、楽しい週末をね

*******************

イタリアバロック音楽の変遷 vol.19, 20
「ポー川のほとりで」

2012年7月8日(日) 「アルプスから」
アルプスからポー川へ流れる、支流の街(ノヴァーラ、ブレーシャ、マントヴァ等々)の音楽。

2013年2月24日(日) 「アドリア海へ」
ポー川からアドリア海へ注ぐ、ポー川支流及びポー川のある街(パルマ、モデナ等)、
そしてアドリア海に面したヴェネツィアの音楽。

アルプスを支流に持ち、アドリア海へ注ぐ、北イタリアを流れるポー川
地域によって違う表情を見せるイタリアの美しい街並み、ポー川デルタ地帯、キラキラのアドリア海・・・。
ポー川流域の、それぞれ特徴のある風景を思い浮かべながら、その土地の音楽をお聴きいただきます。
どうぞお楽しみに!

場所:東京オペラシティ3F 近江楽堂
開演:14時30分
チケット:前売り3500円、当日4000円

チケットお取り扱い
東京オペラシティチケットセンター tel 03-5353-9999
東京古典楽器センター tel 03-3952-5515
東京文化会館チケットサービス tel 03-5685-0650
アヴァンティ AVANTI fax 03-5387-7797 http://www.avanti.gr.jp

お問い合わせ:松木アートオフィス tel 03-5353-6937
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Icambiamenti

2012年1月14日 (土)

Adagio→Adagissimo!!

おはようございます

昨日のレッスンレッスン、みんな演奏試験等の本番が近いので、それぞれ仕上げの方向へ。
がんばれ~

レッスンでも話していたんだけど、いわゆる”後期バロック”のソナタのスタイルになる寸前の、
1600年代中期~後期にかけてのイタリアの作曲家による曲たちって、とってもドラマチックで面白いものがあるんだよ。

昨日レッスンしていた曲のひとつに、G.A.パンドルフィ・メアッリのソナタがあったんだ。
1660年にインスブルックで出版された曲集。

でね、それらの曲の中にほんの少しだけどAdagissimoって書かれているセクションがあるんだよ
「アダージョ Adagio」はよくあるでしょう?
でも、その形容詞の最上級形Adagissimoだよ!!

Adagissimo
これは、昨日のレッスンでやったソナタ第1番「ラ・ベルナベア」の一部分。
ね、adagissimoって書いてあるでしょう?
この曲以外にも、例えばCD「イタリアへの夢」(第1作のほう)で録音している、ソナタ第5番「ラ・クレメンテ」にも
Adagissimoがあるよ。

なんか、パンドルフィから、「AdagioじゃなくてAdagissimoだよ」って最上級の形で言われると、
演奏するこちらも「よ~し、思いきりたっぷり歌うぞ~」って気になるよね

今日はね、予定していたリハーサルがなくなったので、久しぶりに一日中予定ないんだ
空っぽの冷蔵庫を埋めるべくお買い物に行ったり、お洗濯したり、お掃除したり、リコーダーさらったりしよっと。
次のコンサートへ向けてじっくり曲と向き合うのって、私にとってとても大切

ではでは、楽しい週末をね

2011年10月 6日 (木)

心が動いちゃう曲

おはようございます!
今朝はくもりだね
昨日は寒かったから、久しぶりに秋の上着をひっぱりだして、ちょっと嬉しかったよ

いきなりだけど、「これを聴くともう自動的に涙が出てきちゃう」みたいな曲って、ある?

私にとってはね、ヘンデルの名曲、オペラ「リナルド」のアルミレーナのアリア、
“Lascia ch'io pianga”「私を泣かせてください」が、すっごくどストライクな曲なんだよね

先日の仕事中、自分の出番の前がちょうどこの曲で、袖で控えて聴いていたら涙が出てきちゃって
自分でも「ちょっとちょっと、出番は次だから泣いてる場合じゃないでしょ」って思うんだけど、
「くぉ~、きれい」って思う気持ちのほうが勝ってしまって…。

あともうひとつ、ヘンデルのジュリオ・チェーザレのクレオパトラのアリア、
“Piangerò la sorte mia”「私の運命に泣くでしょう」も、きちゃうんだよね~

みんなには「傾向として分かりやす過ぎ」って、こないだも大笑いされたんだけどさ。
私は、ヘンデルの作った「自分の運命に泣く」的な曲に弱いのかなぁ~(笑)。

私自身は、おかげさまでとっても幸せな環境にいて、全然泣くような運命じゃないのにね。
おもしろいよね
私の勝手なイメージではね、ヘンデルのリコーダーソナタト短調第3楽章も、そういう歌な気がして、好きなんだ

さてと、今日は一日中楽しくレッスンレッスン

みんなもすてきな一日をね

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